![ハードディスク破損に備えて、現時点のクローンを作成します。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=590x10000:format=jpg/path/s7724daf2beb82516/image/i57a2432f3b350d6e/version/1453989472/image.jpg)
![富士通社製デスクトップの内部。壊れても使い回しできる部品は多いが、壊れたハードディスクからデータを呼び出すのは難しい。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=590x10000:format=jpg/path/s7724daf2beb82516/image/i5c2004e6e3d0f0c4/version/1453989839/image.jpg)
お客様より、ずっとXPで使っている業務ソフトがあるが、これが壊れてしまうと困ってしまう。とのことで、ハードディスク破損に備えてクローンによる複製バックアップを行いました。
本体や電源ユニットなどのパーツは壊れてしまっても、ヤフオクやリサイクルショップで
入手できる確率が高いのですが、データは消えてしまえば、ほぼ取り出せない!
そんなお手上げ状態になる前にできるのは、とにかくバックアップ。
ローカルデータUSBメモリや、ハードディスクなどに保存しておいて
あとはデータもシステムも全体を丸ごとクローンしちゃいます。
こうしておけば、とりあえずHDDが壊れてしまっても、このクローンしたHDDから復旧ができます。(データの差分は注意)
40GB程のハードディスクで約30分位でした。
ちなみに、XP側のハードディスクがIDE接続だったため、SATA接続に変換させるコネクタを別途使用してクローニング行いました。
この作業で使用した工具など
ハードディスクのクローンニングには、いくつか試しましたが個人的にはセンチュリー社の裸族のお立ち台が使い易いです。フロントにクローニングの進捗状況がメーターで現れるのと、説明書が付属する点です。3.5インチも2.5インチも対応していますし、SATAが標準ですが、IDEも変換アダプタを用いればクローニングできます。
とりあえず不安な作業の前にはクローニングしてから行います。
500GBのクローニングで、約50分くらいです。
玄人思考のものなら、データ消去機能もついています。がしかし、時間がけっこう掛ります。完全消去でなければフォーマット。廃棄するハードディスクなら物理破壊した方がよいのでは?